ドジャースのWS制覇、日本人選手の活躍も光って、胸が熱くなりました!!
夢を叶えた人たちの笑顔を見ていると、こちらまで嬉しくなってしまう。
その祝福モードの中で、優勝を祝う一部のファンが暴徒化というショッキングな事件。
バスに火を放ったり、複数の店舗で略奪が起こるなんてっ!!
選手がニュースを聞いたら、悲しむに決まっている( ノД`)…。
なぜ、こんな愚かなことをしてしまうのか、、、
群集心理が関係していると思い、調べてみました👀
フランスの社会心理学者グスタフ・ル・ボンが提唱☝
彼は群集が「理性の欠如」「衝動的な行動」「感染性のある行動」などを特徴とすることを指摘しました。この概念は社会心理学や行動科学においても研究され、集団の中での人々の振る舞いや影響を理解するための基礎となっています。
多くの人が集まった際に生じる心理現象で、個人が大勢の中にいることで普段とは異なる心理状態や行動を見せることを指します。この状況では、個人の意思や理性が集団の勢いに影響を受けやすくなり、時には極端な行動や判断をしてしまうことがあります。
たとえば、群衆の中で普段なら躊躇するような行動(破壊行動や異常な行動など)に走りやすくなったり、周りの意見に流されてしまったりします。これは、他者と同調することで安心感を得ようとする心理や、群集の匿名性により責任感が薄れることが関係しています。
この理論は、政治、マーケティング、組織論など多くの分野に影響を与え、特に独裁者やリーダーシップ論にも影響を与えたとされており、20世紀の政治指導者や革命運動にも影響を与えたことが指摘されています。
他者と同調することで安心感を得ようとする心理は、日常生活の中でも身近に感じる心理でもありますが、良い方向にも、悪い方向にも流れてしまうので、
自分という芯をしっかり持って生きなければなりませんね。
グスタフ・ル・ボン代表作『群集心理(La Psychologie des Foules)』(1895年)