新年度が始まり、新入社員研修や2023採用業務で忙しい毎日を過ごしています。
コロナ感染の高止まりが続き、研修形式はオンラインが多いです。
そのような中で、感染対策をしながら、一堂に会して対面で行った研修もありました。
最終日のグループワークでは、「人権・ジェンダー」について共通の記事を提供し、グループごとに発想を広げて、「そもそも」「なぜ?」「どうしたら?」「自分たちの考える未来」を考え、模造紙にまとめていきました。
パワーポイントで各自が作成したスライドを結合する方法もありますが、模造紙の方が細かい確認やコミュニケーションが生まれる気がしました。
案の定、模造紙を取り囲み、「このあたりから、書いてよい?」「この情報も追加する?」「ここは色変えようか?」「あっちで、この情報まとめているね」など、会話が聞こえてきました。
PDCAと報連相を実践しながら、限られた時間内で意見交換をしながら作業を進めていきます。
同じテーマでも、グループの着眼点やまとめ方の工夫にも違いが見られて、それぞれのアウトプットから学びが得られたようです。
作業に追われてしまうと、報告を忘れてしまったり、相談があったグループには、ヒントをプレゼント(笑)。
自分たちで考えて推進していくことは大変重要ですが、ネットで得られる情報ばかりではなく、目の前にいる人からリアルな情報や経験則を得ることも大切にしてほしいと思います(先輩たちは、みな同じような失敗をしてきていますので)。
時計を見て、走りながら、息を切らして終了報告をしてくれた姿を見ると、新人らしさも感じられ、微笑ましい気持ちになりました。
研修のアンケートには、「同期とのコミュニケーションや絆が深まった」や自分の役割や貢献度について回答が多く見られました。コロナ禍でも、孤独感を払拭できるような結束力や達成感が感じられるコンテンツが、今後もキーワードになりそうです。
<青空に映えるスカイツリー。新年度も背筋が伸びる思いです>